『月華』 ~ ある無限製作者の奔放な庭園

大半雑記、最後に感謝とお別れの言葉

このエントリーの引退宣言は、今となってはいろんな意味で苦笑するしかないものですが、
当時の気持ちを大切にする意味でも、このまま残しておくことにします。



このエントリーは大半が雑記、最後に感謝とお別れの言葉が書かれています。
(要するに全部雑記ともいえます・・・^^;)

5年前ちゃんと挨拶も出来ずに、なかば夜逃げのような形になってしまっていたことが、ずーっと心残りでした。
当時にお付き合いのあった方が、今さらもう一度このブログのページを開くことは考えにくいので、
誰が読むんだこの文章と、書きながら自分で突っ込んでいましたが、
もしも当時の誰かが一人でも昔を懐かしんで、このページに到達したときに、
事の経緯や謝辞、お別れの挨拶を済ませたく思い、記述することにしました。。

というわけで、ほとんど雑記ですが、興味のある方だけ続きをお読みください。


1.あれからどうしていたか

さて、5年前に更新を停止してから、私はどうしていたかですが、
日本が地震だの豪雨だので大変な5年でしたが、私にとっても激動の5年でした。

実は倒れて生死の境をさまよっていました。
完全に気を失って倒れたのですが、場所が良かったので、すぐに病院に搬送され、
適切な治療を施されたため、死なずにすみましたが、
数日間意識の無い状態で、補助心肺を使用してかろうじて生きていました。
実際今から思い返しても、よく生きてたなぁと思います(-_-;)
結果、後遺症のため、私の心臓は現在も1/4程度は動いていません。

という具合に、結構洒落にならない状態だったので、更新とかそういうレベルではなく、
何ヶ月も離れているうちに、体も心も疲れていたこともあり、
そのまま逃げ出すように放置に至っていた訳です。

今現在はというと、激しい運動は一切出来なくなりましたが、
日常生活を送る分には問題なく出来るところまで回復しましたので、復職もしています。
(ただし、過重労働には耐えられないので、9時-5時で仕事が出来るところに転職しましたが。)

実は仕事が9時-5時になって時間も取れるようになり、体調もある程度回復してきたので、
一瞬復帰しようかなぁーって考えた時期もありましたが、
倒れていた時によくしてくれた人と、なんとなく結婚することになり、
結婚後は家を建てたり、子供が出来たりとなにかと大忙しだったため、
復帰プランはその時点で完全に水に流れてしまったわけです。
まぁ、待ってた人なんてほとんどいないのは分かってますが(´・ω・`)

そんなこんなで、現在に至っています。
うーん、改めて激動の日々だったなぁって思いますね ^^;


2.再公開に対しての思い

トップページに再公開に至った経緯についての理由を挙げていますが、
そこでは書けなかった話すと長くなる葛藤の詳細を記載させて頂きます。

私のキャラは自分の趣味を最優先させたこともさることながら、
当時の私が力不足であったため、コアな原作ファンに満足して頂けるものには出来ませんでした。

アレンジ要素に関しては、自分が原作でプレイしている時こうだったら良いなぁと考えていた都合の良い希望を、
盛り込む形で改変を行っているため、当然都合の良い改変内容となっています。
結果、特に強い原作へのこだわりのある人ほど、都合が良すぎる改変を快く思えなかったのだろうなと、
今更ながらに思います。

これに関しては、もともと自分が気持ちよくプレイすることが前提に始まっているため、
気持ちよく操作して楽しんでねという感じの軽い気持ちでしたが、
MUGENならではのAI戦という楽しみ方への考慮が足りなかったと思っています。
各作品のキャラを対戦させる形をとると、ファンであるほど勝ち負けに対してある程度の不満を抱く方が出るのは当然で、
この時に原作に近ければ近いほど、原作仕様だからしょうがないと納得しやすいのに対し、
アッパー調整であれば、アッパー調整の改変キャラだと不満を集める形になりやすかったのだろうなと、
今となっては思っています。

AIに関してはさらに後悔だらけです。
他の作品との違いであり特徴である弾きを、良い点と悪い点が分かりやすいように前面に押し出そうとし過ぎましたし、
それもさることながら、他ゲームと比べて弾きと火力以外の要素でシステム的に乏しい月華キャラとはいえ、
私の実力不足のため弾き以外の要素を使って、原作のような渋みのある立ち回りを行えず、
結果、本来の立ち回りの魅力を演出してやれず、弾きと火力のみが激しく目立つ形となってしまったので、
本当に残念でなりません。

これに関しては、なまじ半端なAIを入れてしまったために、
ちゃんとしたAI作者の方が、AI作成をしようと思って頂けなかったのが大きいのかなと思っています。

このようなアレンジやAIの結果、原作のイメージをクラッシュしてしまったため、
最も批判が多かったのは、本当に熱心に原作をプレイされていた方だったと思います。
月華を知らなかった人にも知ってもらえたのは良かったのですが、
一番大切にしたかったコアなファンから結果的に嫌われちゃったのは、当時本当にこたえました・・・。

コアな原作プレイヤー>弾き嫌いな他ゲームファン>興味なし>ネタ好きな人>そこそこの原作プレイヤー>ネタ好きな原作プレイヤー
(コアなプレイヤーの中にも、これはこれでアリと思ってくれていた方も少数ながらいたのかもしれませんが。)
の順に、批判的 → 好意的、だったかなぁと個人的には感じています。

全て自分の好きでやったことや実力不足からくることなので、
まさに因果応報、是非もなしです。


そんなわけで再公開にはずっと否定的で、このまま消え行く方が良いかなと考えていましたが、
ちゃんとした原作仕様に近いキャラが作られていたので、
これなら「原作風アレンジキャラ」として理解してもらえるならありかなと思った次第です。

あとは、いまだに再公開依頼が時々あることや転載されていることなども原因なのは、
トップページにて前述の通りです。


あと、今更ですが倒し方が分からないという方のために、
プレイヤー操作で高レベルAIのマスターや B style を倒す方法を別エントリーに記載しておきました。
興味のある方は試してみて下さい。



3.今後の更新は・・・

前置きになりますが、久々に自分のブログを読み返してみましたが、こっ恥ずかし過ぎます(-_-;)
なんというか、全体に熱すぎるし、本気全開だし、力量もないくせにいろいろと背負い込んでみたり・・・。
思わず、「これが若さというものか」と、つぶやいてしまった次第です。
当時はぎりぎり20代でしたし、体も元気だったからこそですが、
今や30代半ばとなり、体も壊してしまったため、当時の熱量には到底到達できません。

とはいえ、この熱量が世の中に作品を公開するという暴挙に出るには必要だったと、
今となってはつくづく思います。

5年という歳月があるので、身内だけで遊ぶように、いろいろ作ってはあります。
スプライトを借りる形で、自分仕様で残りの月華キャラは大半作りましたし、
既存のキャラも、1幕のように覚醒と非覚醒を切り替えて戦う新スタイルの楓とか、
他ゲームを見てあこがれて、守矢と雪をストライカーにしながら、兄弟3人で戦うスタイルの楓とか、
「最終奥義 三(十三).四」 という、「なんでや!阪神関係ないやろ!」と突っ込み所満載の、
某キャラ(バレバレですがw)B style がいたりとやりたい放題してます。

でも、これらが作れるのは、身内相手に遊ぶだけの非公開作品だからです。
作りこむ必要もなく、粗があっても笑って済まされるだけだし、何をやってもネタで済まされます。
ですが、身内だけのものと、世間に公開するものとの間には、とてつもない壁があるのですよ。

不特定多数の目にさらすということは、量の多さや少なさはさておき、
必ず評価され、賞賛も批判も受けることになるわけです。
実際、当時の私は想像してたよりかなり多くのプレッシャーやストレスを感じていました。
それを圧倒的な熱意で乗り越えることで、活動できていたのだなぁと、改めて思います。

というわけで、今の私には時間的にも体力的にも精神的にも、当時の状態は望むべくもないので、
更新や新キャラ公開をして、もう一度世間の評価を受ける気にはとてもなりません。
なので、たとえ公開して欲しいという希望があったとしても(無い気もしますけど(苦笑))、
既に公開済みの5年前のキャラを、当時のままの形でそのまま公開する予定しかありません。

本音で言うと、新キャラはまだしも公開済みのキャラに関しては、
守矢のみ実装した手直ししかけのガーキャンの個別確率設定や原作風ゲージシステムへの対応など、
最低限統一仕様として全キャラに入れておきたい気はしますが、
1箇所でもいじるのをありにするなら、直したいところはいろいろありすぎるので・・・。
(特にAI関係は手直ししたいですし、キャラ性能の面でも攻撃力や防御力の計算法なども。)
そうすると、新しい仕様のキャラとして、それに改めて評価がつく形になっちゃうので、
あくまでそのままの形での再公開にこだわりたいと考えています。
申し訳ありませんが、ご理解の程よろしくお願いします。

そのかわりではありますが、全キャラ弾きだけでなくガーキャンもAI使用時に確率を調整できるように、
別ページにガーキャンのAIの使用確率を個別に調整する方法は載せておきますので、
分かる方は調整をしてみてください。



4.最後に

体も壊してしまい、作品を完成させることなく、このような中途半端な形で幕を引くのは、
半ば負け犬のようだと考えている時期もありました。
分不相応に公開するようなことはしなければ良かったと、後悔した時期もありました。

でも、昨年出た「るろうに剣心 特筆版」のなかで、和月先生が斎藤に言わせた台詞、
「闘わなければ男は 負け犬にすらなれやしない」に心打たれました。

そうなんです、本当は失ったことばかりじゃなく、
公開して世間の目にさらしたことで初めて感じることが出来た貴重な経験が山のようにあります。
認めてもらえることもさることながら、批判を受けることでしか得られなかった経験もあり、
それらの全てが今の人生に生かされています。
当時は時間の無い中本当に大変な毎日ではありましたが、私にとって貴重な宝物となっています。

これらは「闘わなければ」手に入れることの出来なかったものですので、
やっぱり「闘って」良かったと本当に思います。
流石、敬愛する最終狼牙のオリジナルともいえる斎藤一、改めて惚れ直しましたヽ(´―`)ノ
(そういえば余談ですが、実写の剣心はなかなか良かったですね。牙突は・・・でしたがw)

というわけで、いろんな意味で「闘えなくなった」私は、やはり去り行くのが相応しいです。
心残りがないわけではありませんが、自分の器ではこのぐらいで良いとするべきでしょう。

現在「闘われている」製作者の皆様。
皆様方のような製作者がいて、はじめてMUGENの世界は成り立っています。
何かと苦労もあると思いますが、ご活躍を祈っております。


最後に謝辞とエールにて、私の全ての活動に幕を引かせて頂こうと思います。

賞賛も批判も含め私の作品に関わって頂いた全ての方に精一杯の感謝を、
今後MUGEN作者として活動される全ての方に心からのエールを、
そしてこのような作品の元となる全ての原作ゲームの製作者様に最大級の謝辞を贈らせていただきます。


さようなら!!

2014年9月末日 Ildanaf

  1. 2014/09/01(月) 00:00:00|
  2. MUGEN
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:8
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コメント

お疲れ様でした。いつかまた
  1. 2014/09/30(火) 14:51:25 |
  2. URL |
  3. #hm1UwL/2
  4. [ 編集]

生きておられた用で良かったです。
お疲れ様でした。
もし気が向いたら、また復帰して下さいね。
  1. 2014/10/01(水) 21:21:12 |
  2. URL |
  3. #-
  4. [ 編集]

倒れて意識が無かった状態だったりしていたとは思ってもいませんでした。無理なさらずに、気をつけてください。
MUGEN制作は引退ですか。しょうがないですね。気が向いたら日記でも書いてみてください。
  1. 2014/10/01(水) 22:10:08 |
  2. URL |
  3. 如月浪人RIN #-
  4. [ 編集]

貴方の制作の数々に、そしてこの再会に
深く感謝申し上げます。
そしてどうか、御家に恵みあれ。何よりの願いです。

お疲れ様でございました。
  1. 2014/10/03(金) 03:30:45 |
  2. URL |
  3. #-
  4. [ 編集]

お疲れ様でした。ゆっくりして下さい。

また気が向いたら、作ってあるキャラを公開して欲しいなぁなんて思いますが・・・無理ですよね?
  1. 2014/10/04(土) 01:11:29 |
  2. URL |
  3. 名無し #-
  4. [ 編集]

お疲れ様でした。正直、こうやって報告がもらえただけでも喜ばしい限りです。
最後に。今更かもしれませんが、ご結婚及びご出産、おめでとうございますとだけ、添えさせて頂きます。
  1. 2014/10/05(日) 20:53:23 |
  2. URL |
  3. #-
  4. [ 編集]

皆様、暖かいコメントを頂き有難うございます。
そのようにコメントをして頂けるだけで、幸せだなと思う今日この頃です。

新キャラの公開に関しては、本文内に記載しておりますように、御期待には添えないと思いますが、
公開を望むありがたいお声は頂戴させて頂きますね。


トップ記事でコメントされた守矢の一撃必殺技について教えて欲しい方については、
説明すると長くなるので、貼布テキスト、私あてのメールアドレスが書いてある場所がありますので、
それを探してメールにてお問い合わせくださいませ。
  1. 2014/10/07(火) 23:54:13 |
  2. URL |
  3. Ildanaf #-
  4. [ 編集]

ダウンロードさせて頂きました。
有難うございます。
いろいろあるかとは思いますので難しいかもしれませんが、新たなキャラを公開してもらえる日を心待ちにしています。
  1. 2014/10/12(日) 23:19:27 |
  2. URL |
  3. #-
  4. [ 編集]

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