『月華』 ~ ある無限製作者の奔放な庭園

キャラ説明第四回 鷲塚について

今回は、幕末の代名詞である新撰組、その隊士である鷲塚 慶一郎についてお送りします。

彼は、私がMUGENに関わる契機となったキャラであり、アレンジを最初に施したキャラでもあります。
鷲塚のMUGENにおける功罪はかなり大きなものがあり、
月華の名前を一気に有名にしたキャラであると同時に、大きな勘違いとレッテルを与えてしまったともいえます。
というのも、某トーナメントで彼のアレンジ版であるマスター鷲塚が、
原作ではありえない10割を連発するという非常にインパクトのある大暴れをしたため、
世紀末に対応した幕末という呼び名がつくことになり、
他の月華キャラや通常版にも、この幕末の代名詞を与えるきっかけになってしまったのです。

その為、もともと月華ファン出なかった方への知名度は私のキャラの中でも一番だが、
旧来の月華ファンにもっとも嫌われているんじゃないかとも思います。
私としても、月華を有名にすることに貢献したことは嬉しいのですが、
誤った認識とレッテルを広める機会となってしまったことは、残念に思っています。

ただ、いろいろと悪乗りをしたり、個人的趣味をつぎ込んでしまったキャラなので、
全て私の責任なので、これに関しては弁明の余地もないのは明白ですが・・・。



それでは、まず鷲塚のストーリーから。

彼は新撰組の中でも副長・土方歳三の直属の部下にあたる。(組長ではなかったようだ。)
楓や守矢のような四神との直接の関係はないが、土方から地獄門についての調査を命じられていた。
新撰組に忠実で、忠義の心を忘れず、志を貫く、幕末の世に残る真の侍といえる漢である。
また、元新撰組隊士であり、局注法度を破り新撰組を抜けたうえ、
親友である零番隊組長の真田小次郎を殺害した紫鏡を粛正するという目的もある。

どこかの漫画の主人公のように、頬に大きな十字傷を負っている。
そしてどこかの漫画の新撰組隊士のように、突き技に特化した戦闘スタイルを持つ。
新撰組は壬生狼ともよばれており、新撰組をあらわす代名詞ともいえる狼を冠した技である、
「狼牙」を駆使して戦う。(そこ、「牙突」と呼ばないように!)




では、ゲーム内における鷲塚の性能について説明します。

実はこの鷲塚は他のキャラと異なり、通常版でもかなりのアレンジが加えられています。
他のキャラと同様の、ゲージ消費のガードキャンセル技の強化や、通常技のガード時間などの変化以外にも、
下記のようなアレンジが加えられています。

まず、最大の違いは、彼の代名詞とも言える潜在奥義・最終狼牙が連続技に組み込めること。
この潜在奥義の最終狼牙は、渾身の突き技を放ち、ヒットすると「誠」の文字が浮き上がるという、
非常に素晴らしい演出を持つ、月華を代表する奥義なのですが、
残念なことに、原作ではこの技は出がかなり遅くいかなる連続技にも組み込めず、
実際にはほとんど決める機会の無いロマン技でした。
そこで、どうしてもこの演出を見たいと思い、本来出来ない真狼牙からの潜在昇華を行い、
最終狼牙を継げると言う連続技を使用可能としてあります。
もっとも、通常版のほうはかなりダメージが自重されており、
真狼牙を最後まで決めて俊殺で追い討ちをしたときと比べ、通常斬り一発分程度余分に減るくらいになっており、
最終狼牙の「誠」の演出を見ることが目的となっています。
(マスターの方は全く別な性能で、真狼牙を最後まで決めた後、非調整の最終狼牙が決まるため凄まじい破壊力です。)

その他にも、私が加えたもの以外にも元キャラの作者であるDALA氏によって、
狼牙からの追加技に打ち上げ技である上式、遠距離からの超必として疾空狼牙が追加されています。
上式については、後の狼牙の項で詳しく説明します。
さらにDALA氏は、最終狼牙を最大まで溜めると即死というアレンジも加えられており、
これはまず最大まで溜める機会がないことと、ネタとしての面白さから、そのまま残してあります(通常版のほうにも)。


それでは、鷲塚の基本的な連続技に関してです。

鷲塚の連続技の中心はその代名詞ともいえる「狼牙」にあるといえます。
この「狼牙」という技は、まず高速で前方にタックルを行い、
のけぞった相手に追撃で、狼牙の追加入力技を当てるという技です。
この初段のタックルの出の早さや突進力から、
ほぼ全ての通常技をキャンセルして連続技に組み込め、
さらに追加入力の直式から、昇華可能剣質であれば昇華し超必の真狼牙を組み込めるため、
基本にして最大のダメージを奪える技でもあります。

また、初段のタックルがガードされた後も、
中段の斜式、下段の伏式の2択に加えて、直式のみはディレイが可能なので、
少し様子を見てディレイで出すことで、反撃をつぶすことが出来ます。
また、このディレイを意識させることで、追加入力を出さないと言う選択枝も意味を持つことになります。
ガードされても即不利と言うわけではなく、さらに選択を迫ることが出来るという優秀な技でもあります。

そして、アレンジとして追加されている浮かし技の上式ですが、
これからは昇華をすることが出来ませんが、浮いた相手に虚空殺などで追撃可能となっており、
初段がヒットした場合に、ゲージを温存したり、ゲージがないときなどに、こちらを使うことで、
よりダメージを出すことが出来るようになっています。

まとめると、下のような感じになります。

通常技 → 狼牙 →(ヒットした場合)→(ゲージが使える、昇華可能剣質)→ 直式 → 真狼牙 → 俊殺(A)
       ↓         ↓
       ↓          →(ゲージがない or 温存)→ 上式 → 虚空殺
       ↓
        →(ガードされた場合)→中段の斜式、下段の伏式、ディレイをかけた直式、追加入力をしない


また、狼牙以外に通常技から連続技をつなぐ選択枝としては、
俊殺(A)、俊殺(B)、疾空殺(A)、(密着なら)虚空殺、(B斬りのみから)真狼牙、があります。
このうち、虚空殺は実際はつながらない危険性もあるうえに、
溜めの性質上しゃがみBくらいからしか使う機会がなく、直接つなぐのは忘れても良いでしょう。
真狼牙に関しては、剣質「技」以外は、そもそも 狼牙→直式→昇華・真狼牙 の方が、
つながりやすさ、ダメージ、コマンド難易度のいずれにおいても勝っているため、
剣質「技」において連殺斬を近い間合いできめてゲージがある時専用といえるでしょう。

俊殺(A)、俊殺(B)、疾空殺(A)に関しては、ガードされた時や、狼牙が連続技にならない離れた間合いである時に使います。
その他、俊殺(A)、俊殺(B)は、狼牙が溜まっていない時にとっさに出したり、
画面端専用で、俊殺(B)からは目押しで4Aがつながるので、

4A→俊殺(B)→4A→俊殺(B)→俊殺連
4A→俊殺(B)→4A→(連殺斬)A→A→B→狼牙→直式→(極のみ)昇華・真狼牙

といった、連続技を決めることも可能です。


次に目押し関係ですが、鷲塚は目押しがかなり豊富にあり、彼の立ち回りを支えています。
4A→4A、4A→2A、A→4A、A→2A、A→2C、2C→4A、2C→2A、2C→2C
が、可能な目押しであり、この中で特に重要なのが4A→4Aと2C→4Aです。
これが使えるのと使えないのには大きな差があり、彼の強さを支えているともいえます。

4Aは発生4Fと鷲塚の技でもっとも発生の早い通常技で、判定も比較的長く、
とっさの反撃にはコレを差込み、「力」なら距離によって数発あて、「技」と「極」はそこから連殺斬につなぎます。
また、2Cは発生6Fと比較的早く、2C→4Aは鷲塚にとって唯一の下段始動の連続技とも言え、
これが全剣質に取って、かなり貴重な目押しとなります。

また、2C→4Aによる下段を意識させることで、
有効な地上中段技の無い鷲塚とって、小ジャンプからのCによるジャンプ中段を生かすチャンスも生まれ、
小ジャンプからの低空Cと着地2Cと投げなどの選択を迫ることも可能になります。


対空は虚空殺が強いイメージですが、虚空殺は溜め技のため、どうしても通常技対空にも頼る必要があり、
空対空でのJAや、地上でのしゃがみBなども使う必要がありますが、
実は対空の安定度と言う点では、守矢などと比べるとかなり不安定です。
(ただし、AI使用時は溜めの要素を無視して虚空殺を出すので、その点で実際よりも強化されていると言えますね。)


鷲塚も長くなってきたので、二回にわけて続きは次回とさせて頂きます。

  1. 2008/11/09(日) 23:38:24|
  2. 月華キャラ説明
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
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コメント

あのトーナメントを見ましたが申し訳ないのですが、笑いましたw
その後のマスターBはまさに腹筋が…って感じでしたねw
1月華ファンとしてはMUGENだからあり!と思っています。

新撰組コンビは小次郎と一緒で潜在は使えませんからね、ダウン中に発動でも起き上がり移動でフルコンで涙目なことに…
ですけども、力鷲塚というか力剣質だと、相手にするだけでかなりのプレッシャーでしたね…
鷲塚もですが、骸、示源、十三、刹那等のパワーキャラで触れたれたら4割は覚悟していました。

動画を見ている人達を見ていると結構見る専が多いのかな?と最近思いましたね。鷲塚もですがMOWのラスボスカインも溜めキャラと知っている人はあまりいない気がします。
  1. 2008/11/10(月) 08:12:51 |
  2. URL |
  3. AXIS #-
  4. [ 編集]

>AXISさん
マスターやBも、気に入っていただいているようで有難うございます。
好きだとおっしゃってくれる方も結構いらっしゃるのですが、
やっぱり登場したときには、最近は高確率にアンチ風な方も見られるので、
ちょっとやりすぎたかなーと反省しています。

しかし、原作の月華における剣質「力」の火力は本気で凄いですよね。
ワンコン4割は当たり前で、ゲージあれば5-6割、しかもゲージ効率が高くすぐゲージ溜まるので、
原作でも鷲塚とかは、飛込みから2セット連続技決めたら即死でしたしねぇ・・・w
あの火力は対戦したときのプレッシャーは凄いですよね。
  1. 2008/11/10(月) 23:34:14 |
  2. URL |
  3. Ildanaf #-
  4. [ 編集]

最近PS2のほうの月華を買ってやっているのですが二幕のCPU強いですね 
がんばって作ったリードが牽制の俊殺やら狼牙昇華真狼牙でどんどん減っていくという
2ゲージ制のせいか削りがやたら大きく見えてそれもプレッシャーですね
後半になると頻繁に弾いてきますし 何より鷲塚って力でばかり出るし
  1. 2008/11/11(火) 00:35:05 |
  2. URL |
  3. urume #-
  4. [ 編集]

>urumeさん

力の鷲塚に昇華真狼牙までつながれたら、確実に1ゲージ以上吹っ飛びますからねぇ。
何かの拍子に弾かれて、フルコン決められたら、リードなんて一瞬で吹き飛びますし、
結構プレッシャーありますよね。
そして、いわれてみると彼の登場ルーチンは確かに大半が「力」ですねw
  1. 2008/11/11(火) 23:24:03 |
  2. URL |
  3. Ildanaf #-
  4. [ 編集]

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